桃花樓

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千の嘘＋唯一の愛


歌：ラドウ・ドラクレア(遊佐浩二)
作詞・作曲：片霧烈火　編曲：橋本鏡也


愛するために　愛を捨てよう
昏き茨の道が待とうとも


この凍てついた眼差しで
お前を優しく激しく護ろう
飽いていた恋の囁きも
お前の物なら吐息さえ甘美に

この手に躊躇いが生まれる
その前に音も影も残さずに
お前の世界から立ち去ろう

愛するために　愛を捨てよう
昏き茨の道が待っていようとも
宿命ならば身を委ねるのみ
偽りも厭わぬ私の為に


望まぬ終焉さえも
やがては訪れてしまうことだろう
せめて来たるべき瞬間まで
今は何も言わず抱きしめていよう

この手離してしまう事が
ああ苦しみへ変わりつつあると
ただ気付かぬ振りをしながら

信ずるべきは　己の心よ
ただひとつの笑顔を護るために
宿命ならば　身を委ねるのみ
何よりも愛しきお前の為に
何よりも愛しきお前の為に


愛するために　愛を捨てよう
昏き茨の道が待っていようとも
宿命ならば　受け入れてみせる
残された幸福への道ならば

信ずるべきは　己の心よ
ただひとつの笑顔を護るために
宿命ならば　身を委ねるのみ
偽りも厭わぬ私の為に
何よりも愛しきお前の為に







※読み方注意※
l,1,11,27　「昏き」→「くらき」
l,5　「飽いて」→「あいて」
l,7　「躊躇い」→「ためらい」
l,12　「宿命」→「しゅくめい」
l,13,33　「厭わぬ」→「いとわぬ」
l,16　「瞬間」→「とき」
l,29　「幸福」→「しあわせ」




ジャケットがやけに爽やかですよね。